目的で選ぶ のどスプレー&うがい薬

私は耳鼻咽喉系が弱く、子供の頃からよく耳鼻科に通っていました。鼻が弱い方にはご理解頂けるかと思いますが、鼻水が喉に流れて、喉が荒れてしまうんですよね。

そんな私ですが、喉のケアを心がけるようになってから、風邪をひきにくくなり、体調管理もしやすくなりました。ドラッグストアの棚には様々な喉ケア用品が並んでいますが、飲み薬ではなく、手軽で使いやすいのどスプレー&うがい薬についてまとめてみます。

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目的によって商品を選ぶ

喉用のスプレーやうがい薬を大きく二つに分けると、

・殺菌消毒作用があるもの
・炎症を抑えるもの

に分かれています。パッケージを見ると、大抵「のどの痛みに」「殺菌・消毒に」とズラズラと書かれているので、どれも「殺菌消毒&抗炎症作用」がありそうな気がしますね。
ところが、よくよく見てみると商品によって得手不得手があります。商品に合った使い方をしないと、効果がないばかりか、望ましくない作用が出てくる事も。

メインの成分は三種類

では、どこを見て選べばよいのか?という話になりますが、単純にパッケージの成分を見てみると使い分けのヒントに繋がります。

細菌・ウイルス全般に強力な殺菌消毒作用を持つ「ヨウ素」「ポピドンヨード」
細菌(真菌)の消毒作用が強い「塩化セチルピリジニウム」
抗炎症作用を持つ「アズレンスルホン酸ナトリウム」

この三種類のうち、何がメインに配合されているかをまず確認してみましょう。それぞれの成分についての説明と、具体的な商品名について説明します。

ヨウ素・ポピドンヨード配合の商品

「ヨウ素」「ポピドンヨード」は、要するに「イソジンのアレ」です。
液色は濃い褐色で独特の香味を持つので、好き嫌いは分かれるかと思いますが、殺菌消毒作用は強力で、細菌はもちろんウイルスまで幅広い殺菌作用を持ちます。
中でも「ヨウ素」が配合されたものに関しては、新型インフルからコロナウイルス、アデノウイルスに至るまで対応可能です。

殺菌消毒作用はあっても、炎症を抑える効果は無いため「すでに喉が痛い」場合には不向きです。強い殺菌作用が逆に粘膜を刺激してしまいます。
希釈してうがいに使うタイプも「濃い方が効果がありそう!」と濃いめで作ってしまうと、口内を荒らしてしまう可能性があります。お客様にも「うがい薬を使ったら口の中がビリビリして痛みが治まらない」という方がいらっしゃいました。

常用するのではなく「人混みから戻った時の念の為のうがい」といった使い方に向いています。金属の腐食作用も強いので、歯に詰め物がある方は喉へのピンポイントの噴射&うがいをお勧めします。妊娠中、ヨウ素アレルギーの方は使用できません。

「ヨウ素」配合の商品は、
・のどぬ~る(小林製薬)
・のどぬ~るスプレー(小林製薬)
などです。

少しマイルドな「ポピドンヨード」配合の商品は、
・イソジンうがい薬(ムンディファーマ)
・明治うがい薬(明治)
・のどぬ~るキッズ(小林製薬)
などです。
価格的にも手頃です。フルーツフレーバータイプのうがい薬がありますが、ノーマル比べるとかなり使いやすく感じます。

塩化セチルピリジニウム配合の商品

「塩化セチルピリジニウム(CPC)」は、歯周病対策のオーラルケア用品にもよく配合されている殺菌消毒成分です。比較的味にクセが無いので使いやすいです。
単体での配合というよりは、抗炎症成分の「グリチルリチン酸」などと合わせて配合されている事が多いため、どちらの効果も欲しいという場合には良い選択かもしれません。ただ、殺菌消毒作用はヨウ素系に劣ります。

商品としては、
・パブロンのどスプレー365(大正製薬)
・のどぬ~るスプレークリアミント(小林製薬)
・新コルゲンコーワうがい薬(興和)
・キレイキレイうがい薬(ライオン)
などです。

「塩化セチルピリジニウム」はウイルスにはあまり効果が無いとされていましたが、コロナウイルスや香港A型などの不活性効果が認められています。細菌、真菌に対する不活性効果が強いため、口臭が気になる時にも良いと思います。

余談ですが、内容がほぼ同じ新コルゲンコーワキレイキレイうがい薬を比べると、前者はすっきり味、後者は甘めでお子様向きだと思います。

アズレンスルホン酸ナトリウム配合の商品

「アズレンスルホン酸ナトリウム」抗炎症効果に優れた穏やかな香味の紫色の成分で、うがい薬などのほか、目薬や胃薬にも配合されている事があります。アズレン配合ののどスプレーは、大抵上記の「塩化セチルピリジニウム」と合わせて配合されている事が多いです。

商品としては、
・パープルショット(白金製薬)
・ストナのどスプレー(サトウ製薬)
・パブロンうがい薬AZ(大正製薬)
などです。

のどスプレーコーナーにあるアズレン配合スプレーは、ドラッグストアによって置いてある商品名が違う事があります。だいたい紫色っぽい箱なので探してみて下さい。トップ画像にもありますが、チョコラBBリペアショットなど、口内炎用として販売されているスプレーもだいたいアズレン配合で同等の内容です。価格と内容量を比較して購入されると良いと思います。

私も、喉がイガイガしたらすぐにアズレン系スプレーをするようにしてから、喉からの風邪をひく事が無くなりました。いつも持ち歩いてます。

 

・ヨウ素・ポピドンヨード配合の物は粘膜刺激が強い
・口内をすっきりさせる、口臭対策には塩化セチルピリジニウム
・すでに痛みや炎症がある場合にはアズレンで

蛇足ですが、いつの間にか「イソジンうがい薬のカバ」「明治うがい薬のカバ」に変わっていて「あれ?」と思われた方もいらっしゃるかと思います(2015年)。イソジンの商標を持つムンディファーマが、明治とのライセンス契約を解消したためですが、現場としては突然のカバ交代に「何だどうした!」と思いました。
使い比べた事はないので「イソジン」と「明治」味の違いは不明ですが、「イソジンどこですか」の問い合わせは根強いです。そういう時は安いPB商品を勧めます(すみません)。

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