止まらない耳鳴り 原因と対策 耳鳴り持ちの管理人が出した結論

管理人は子供の頃からの慢性的な耳鳴り持ちです。幼稚園の頃からよく中耳炎になり、耳鼻科で鼓膜の中に貯まった浸出液を抜いてもらってました。片耳は難聴ですし、耳鳴りがあるのが普通の状態で過ごしてきました。

大人になってひどい風邪をひき、耳鳴りが悪化し、めまいも発生、生活に支障をきたすようになってしまいました。色々と試し、めまいは治まりましたが、耳鳴りは相変わらず残ったままです。

しんどさが伝わらない分、なかなか他人には理解されにくい耳鳴りについて、管理人の試した対策、辿り着いた結論をまとめてみました。

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耳鳴りの種類と原因

音の種類

キーンという高音、ボーという低温、ジーという虫の羽音のような音、血流のような音、さまざまで、原因によって異なるようです。体調によっても音の強弱は変化します。
私の場合は、常に鳴っているキーン音、リコーダーの低温のような音、たまにジッジッという単発の音、脈打つようなドクドク音、色々混ざってます。周囲の音がふっと小さくなり、遠くからキーンという音がやってくるような耳鳴りもあります。

耳鳴りの原因

肩こりや首こり、何らかの病気によるもの、薬の副作用、高血圧、自律神経失調症など、原因は多岐に渡ります。コンサートの後など、大きな音を聞いた事により一時的に耳鳴りが出てしまう時もあります。

難聴と耳鳴りは合わせて発生する事が多いです。聴力が落ちる事により、周囲の音が聞こえにくくなり、実は鳴り続けていた耳鳴りが大きく聞こえるようになるためです。しつこく続く耳鳴りが発生した場合、大きな病気が潜んでいるかどうかは調べておく必要があります。

耳鳴りに関連する病気

耳管狭窄症・耳管開放症

耳管が開きにくくなったり、開いたままになる事により、聞こえに違和感が出てくる症状です。私も風邪で一時的に音の響き方がおかしくなった事があります。耳にスカスカした違和感があり、呼吸音が耳でゴーゴー響くような状態になりました。一時的なものなら問題ありませんが、腫瘍が耳管を圧迫するなど他の病気が隠れている事があるので、症状が続くようなら精査が必要です。

メニエール病

内耳のリンパ液の調整バランスが崩れ、平衡感覚に異常が生じ、不定期に発作を起こす病気です。グルグルと回る感じのめまいが大きな特徴で、吐き気、難聴、耳鳴りを伴います。女性に多い病気で、発生原因は未だによく判っていませんが、ストレスや疲労が引き金になるとも言われています。

中耳炎・真珠種性中耳炎

鼓室(中耳)に細菌やウイルスなどの菌が感染し、炎症を起こす事により、痛みや発熱が発生します。耳管の短い子供がよくなりがちな病気です。

真珠種性中耳炎は少し特殊で、鼓膜が鼓室側に凹み、耳垢などと共に癒着した状態になり、内部組織を破壊していく病気です。真珠のように白く丸い塊のように見える事から真珠種と呼ばれます。治療には手術が必要です。

真珠種性中耳炎になった知人は、もともと子供の頃から中耳炎を繰り返しており、花粉症持ちで耳と鼻が弱い体質でした。ある時から常に耳垂れが出る状態になり、おかしいと思って病院に行ったところ、真珠種性中耳炎が判明しました。

突発性難聴

「突発性」という病名通り、突然”明らかに”耳の聞こえが悪くなります。徐々に聞こえにくくなってきたな?というタイプのものとは全く異なります。原因ははっきりしていませんが、耳に関する特別な症状が今まで無かった人でも突然起こるようです。

突発性難聴に関しては、一刻も早く治療に入る事が重要なので(遅くとも一週間以内)おかしいと思ったら何が何でも病院に直行しましょう。治療に入るのが遅れてしまうと、難聴、めまい、耳鳴りが残ってしまう可能性が高まります。治療については、ステロイド剤の点滴(入院時)や内服、症状によっては「高気圧酸素療法」なども行われます。

聴神経腫瘍

聴神経の周りにある細胞から発生する、良性の腫瘍です。非常にゆっくり進行するのが特徴で、急激な耳鳴りや難聴が発生する事は考えにくいですが、耳鳴りが続く場合、徐々に強くなってきた場合は、原因の一つとして考え、念の為にMRIを撮って腫瘍の有無を検査する必要があります。

耳鳴り対策 やってみた事

私は、上に挙げた病気の可能性を一つ一つ潰していきました。脳の輪切りも撮りました。病気が原因の耳鳴りをお持ちの方なら、この段階で改善する事もあるかと思います。

私の場合は、原因らしい病気は無い事だけははっきりしました。さあ耳鳴りをどうするか!

病院通院

耳鼻科を回りました。聴力検査をする度に、難聴っぷりに「これは大変です」と言われ、「それは子供の頃からの難聴で…」と説明し、薬が出て終わり、というパターンが形成されました。出る薬はだいたい決まってて、下記の三種から二種程度です。

アデホスコーワ…血流改善薬
メチコバール…末梢神経修復
ストミンA…内耳の血流増加

「メチコバール」はほぼ出ます。効かないんだわこれが。「メチコバール」「アデホス」は一年以上は飲みましたが、己の内耳がイカれた事になっているというのを実感するばかりでした。

大人になって、耳鳴りと耳の詰まりが発生した時に、二軒目に行った病院で「突発性難聴」の可能性を指摘され、ステロイド内服薬が出されました。耳の詰まりはそれで解消されたので、後から考えると病院を変えて良かったと思います。

めまいに関して、内耳のむくみを取るための利尿剤「イソバイド」も出ました。眠れなかったので、ストレス対策の漢方薬「半夏厚朴湯」も飲んでいた時期もありました。
ふわふわしためまいは改善されましたが、耳鳴りは弱くもならず…。

鍼灸院・マッサージ


鍼もかなり通いました。首筋のコリや血流などが原因で耳鳴りが出ている場合は有効でしょうし、耳鳴りによるストレスの緩和には効果的だと思います。鍼灸師さんから色々と鍼にまつわる話を聞けたのも面白かったです。

マッサージは「肩こりや首こりがあるのかも」と行ってみましたが「肩、ヤッワヤワですよ!」と言われてしまいました。とりあえず鍼やマッサージで耳鳴り自体は改善せず。

市販薬・サプリメント

よく聞く「蜂の子」はキモいんで飲んだ事ありません。一時期小林製薬から販売されていた「ナリピタン」は、処方薬の「ストミンA」と同じですね。肩こりとしびれ用の医薬品「ナボリンS」は、処方薬の「メチコバール」と内容的によく似ています。何だかんだで、市販薬とサプリメントにはほぼ手を出しませんでした。

運動

なんか…運動したらいいのかな…みたいな…。ひとまずウォーキングなどに励みました。その後、筋トレとストレッチの習慣がついて、耳以外は健康体になりました。結果的には良かったかなと。

管理人が辿り着いた結論

耳鳴りについては手を尽くしました。思い当たる原因は一通り確認し、病院に行ってもどうしようもない、これといって効く薬も民間療法もない…「打つ手無し」と理解し、ある結論に達しました。

「鳴っているのはしょうがないので、音に慣れる」

です(何と後ろ向きな)。
実際どうしようもないので、夜眠れない事についてはラジオをつけて音をごまかす事にしました。ANN面白いな!走れ歌謡曲アツいな!と日野トラックに愛着が出てきた頃に眠れるようになり、たまに起こる変わった音の耳鳴り以外は気にならなくなりました。

鳴れるまでの時間には個人差があるかと思いますが、いずれ慣れます。必ず慣れます。それまでは綺麗な景色を見たり、美味しい物を食べたりして楽しく日々を過ごしましょう。ラジオについてはおやすみタイマーつきの「クロックラジオ」が便利です。

TRT療法という「耳鳴りの音に脳を鳴らす」治療法もあります。どうにもつらい方は鳴れるまでそういった治療法を試してみるのも良いと思います。最近はスマホのアプリでも見かけます。

耳鳴りを発生、悪化させないために

今現在耳鳴りが発生していない方も、あるきっかけが原因で耳鳴り持ちになる可能性があります。また、耳鳴りがある方は悪化させないために気を付けた方が良い事があります。

なるべく風邪をひかない
鼻をすすらない

です。特に鼻すすりはやめておきましょう。鼻が垂れ落ちそうな時に鼻先で軽くすする程度ならともかく、力強く「ズゴー!」とすするのはNGです。たまにズゴズゴ言い続けてる人いますが心配になります。

鼻をすする事により、ウイルスや菌が耳の中に移動してしまいます。私の耳鳴りが大人になって悪化したのも、聴力がさらに低下したのも、風邪の時の鼻すすりと耳抜きが原因です。鼓膜の圧を戻す為に、耳抜きはたまにやった方が良いと言われてはいましたが、風邪の時には逆効果です。

なかなか難しいとは思うんですが、お子さんがやっていたら「良くない事だ」と止めてあげて下さい。子供は鼻から耳へ繋がる耳管が短いため、大人より菌やウイルスが鼓室(中耳)に移動しやすいです。子供がよく中耳炎になるのもそのためです。

私も「あの風邪をひいた時に鼻をすすったり、耳抜きをしていなければ」と後悔しています。が、やっちまったもんはしょうがないので諦めも肝心です。基本的に、鼻水はダラダラ垂れ流しする覚悟で、鼻の穴にはティッシュで栓をしてマスクしときましょう。

いずれにしても、肩こりや自律神経の乱れによる耳鳴りと違い、内耳が原因の耳鳴りは現代医学では改善は難しいいです。耳鳴りに悩む余り、ヘンなものにお金をつぎ込まないようにご注意下さい。

・耳鳴りの原因となる重大な病気の有無については確認
・体調に気をつけて風邪をひかないよう注意
・鼻すすりは百害あって一利なし

子供の頃、耳鼻科の聴力検査をいつもやっていましたが、数十年経った今の時代になってもあの原始的な検査なのが不思議です。脳波を検査したり、新しい検査方法が出てくるかと思ってました。聞こえたらボタンを押す…って、どうにでもなりますもんね。

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