抜け毛対策で始めたヘナ染め メリット&デメリットについて


使った事はなくても、「ヘナ」という単語を耳にしたことがある方は多いと思います。「自然派の毛染め」として知られるヘナ。「ヘナを使ってる人ってちょっと独特なイメージ」という話もあったりなかったり。

理由があり使い始めて、何だかんだでヘナ歴10年の管理人が、ヘナを使うようになったきっかけ、メリットやデメリットについてまとめてみました

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「ヘナ」とは

「ヘナ(ヘンナ)」は植物の名前で、インドのアーユルヴェーダでも代表的なハーブです。紀元前5000年前から、染料、薬などに使われてきたと言われています。

ヘナの葉にはローソンという赤オレンジ色の色素が含まれており、その色素がタンパク質に絡み付く事によって髪や肌に色が付きます。インドでは髪染めはもちろん、結婚式などでのヘナタトゥー(メヘンディアート)の使用も一般的です。


洗い流すと、模様の部分が赤褐色に残ります。
ペルシャ絨毯の染料としても使用されているそうで、ペルシャ産のヘナは高品質で有名だとか。

ヘナを使おうと思ったきっかけ

私事ではありますが、私が昔から気にしていたのは「ハゲとはいかないまでも、将来髪が薄くなるのでは?」という点でした。私には母方の伯父が四人いるのですが、見事なまでに全員ハゲ散らかしておりまして、お正月などの集まりで四人が順番に並んで座っていると、まさに「髪の毛が徐々にこうなります」という見本のようでした。

母もどちらかというと髪が細く、私も似たような「細く柔らかい髪質」です。それでも、若い頃は多毛で、美容院に行けば「髪が多いね~」と言われていたので「どうにかいけそう」と安心してました。

ところが、髪質のみならず、白髪が出る早さも母に似てしまい、30歳過ぎくらいから白髪がちらほらするようになりました。放置してそのままにも出来ず、あれこれ白髪染めを試すようになったのもこの頃からでしょうか。

美容院で染めたり、家で染めたり、業務用のヘアカラーをネットで取り寄せたり、あれこれ試行錯誤している頃にふと気付きました。

「ヘアカラー後の抜け毛すごくない!?」

髪を染める度に排水溝に結構な量の抜け毛が…。ちょこちょこ頭皮にかさぶたも出来るし、染めた直後は痒いし、このままでは確実に髪が薄くなってしまう気がする!

ハゲの血筋を持つ者として、対策をしないとまずい、とネットで調べて「髪と地肌に良さそう」な草木染め「ヘナ」に辿り着きました。

ヘナ染めのメリット

・トリートメント効果が高い

これは実感します。髪がツルツルツヤツヤになります。ヘアケアに何を使ってるのかよく聞かれますが、なかなかに説明しにくいところではあります…。初めて染める時は多少ゴワついても、何回か回数を重ねるとどんどんツルツルしてきます。

・髪にハリとコシが出る

柔らかい細い髪の私にはこれもかなり重要なポイントで、髪がパリッとなり芯が入った感じになります。クセ毛の人はクセが落ち着くというのもよく聞きます。

・髪や頭皮へのダメージが少ない

ヘアカラーで染めていた際によくあった、かさぶたや吹き出物も全くできなくなりました。洗い流す時の抜け毛も、多少は抜けますが確実に減りました。

あと「リラックス効果がある」という意見もありますが、個人的には感じた事がないので書いてません。練った植物の粉末の塊を、ずっしりと頭に乗せてひたすら耐える、のはどちらかというと苦行モードです。

ヘナ染めのデメリット

・染めるのに手間と時間がかかる

少なくとも、一時間程度は放置時間が必要です。長く置くほどよく染まり、「ベストは三時間」との話も聞いたことがあるので、長時間家にいる時はひたすら染め続けてます。寝る時にヘナをする(寝ヘナ)猛者もいるようですが、そこらじゅう汚す自信があるので実行したことはありません…。

・独特な匂いがする

おろしたての畳のような青臭い匂いが、染めている最中はもちろん、染めた後もしばらく残ります。湿気が多い日や雨の日にはプワーンと復活します。個人的にはそこまで苦手な匂いではないです。ヘナの質によっても匂いの強さが変わるのと、水分を混ぜる際に紅茶などを入れて匂いを抑える方法もあります。

・ヘナ100%では白髪がオレンジ色の髪になる

ヘナのみでは、髪の色を濃くしたり、黒髪を明るくしたりはできません。「白髪染め」は苦手分野になりますが、工夫次第でこげ茶や黒に近付ける事はできます(詳しくは後述)。環境が許せば、開き直ってオレンジ色の頭で過ごしてしまうのもアリかもしれません。

・パーマがかかりにくくなる

髪をコーティングするので、パーマとの相性がよくありません。全くかからないわけではなくても、かかりにくく取れやすくなります。また、ヘナを止めて普通のヘアカラーに戻す際にも色が入りにくくなります。

・アレルギー症状が出る場合がある

ヘナは自然派だから100%安全!というものではなく、食べ物などでアレルギー症状を起こす方がいるように、ヘナが合わない方もいます。私はヘナは全く問題ないのですが、ブレンドハーブシャンプー(粉末を水に溶かして洗髪に使う)を使っていたら、一週間くらい経ってからひどい痒みが出るようになった事があります。

こうして見るとデメリットの方が多いようにも見えますが、差し引きして自分にとって何が重要か?という話になります。私は、ヘナは手間がかかって面倒だし、苦手な部分も多いのですが、仕上がりや髪質の変化というメリットの方が大きいので使い続けてます。あと長期で見ての薄毛対策。

ヘナでの白髪染め

ヘナは「髪を黒くする」効果がないので、白髪の部分や、髪の色の薄い部分はオレンジ色のメッシュのようになってしまいます。参考までに私の側頭部の画像です。

白髪が少ないうちはともかく、白髪の割合が増えてくると「オレンジ色の頭」の人になってしまうので、そういった場合はヘナに加えて「インディゴ」で染めるのが一般的です。ジーンズなどを染める「藍染め」ですね。

「ヘナ」「インディゴ」で染めると、こげ茶色~ほぼ黒に染める事ができます。個人的には、最初からヘナとインディゴを混ぜて染めるより、全体をヘナのみで染めて色が入る土台を作り、その後にインディゴ&ヘナで染め直す、という方が染まりが良かったです。難点があるとすれば、えっらく面倒なくらいでしょうか。

インディゴは、ヘナに比べると肌への刺激が強いですし、色持ちも悪いので、併用し続けるのはなかなか手間です。私は月に二回染めるうちの一回を「ヘナ全体染め」一回を「ヘナ&インディゴ染め」にしていました。最近は面倒になって、常に「ヘナ全体染め」モードで頭が赤いです…。

市販品で他のハーブを混ぜた「茶色に染まるヘナ」がありますが、一度もヘナ染めをした事が無いと色が乗りにくいと思います。中には科学的な染料で染める「ヘナ入りヘアカラー」タイプもありますので表記を確認してみて下さい。

ヘナ選びについて

あれこれ使ったヘナについて書いてみます。混ぜ物のハーブや、科学的な成分が入っていない「100%ヘナのみ」のものを使用した際の感想です。上から下の順番で「初めて使った順」になってます。店名からは公式サイト(見つからない場合は取り扱いサイト)へのリンクを貼ってます。

一般的には「色が緑に近く、水を加えて粘りが強い程新鮮で良いヘナ」と言われています。色粉を入れて緑に見せているヘナもあるという噂もあり、業者さんを信じるしかないのですけどね。

ナイアードヘナ一番最初に使ったヘナです。ハンズなどでも取り扱いがあり、入手しやすい定番ですね。手頃で色の入りも良いです。
テンスターファインヘナこちらはドラッグストアなどにも置いてあり、うちの店でも扱ってます。品質的には普通。「スピーディーヘナ」の方は色素が入ってるのでご注意を。
グリーンノートヘナ比較的お高めのヘナです。高価格だけあって色も綺麗で染まり具合は良好、質の良さを感じます。
ダイソーヘナ…今は取り扱いが無い幻のヘナですね。100円でヘナが試せるのは良かったんですが、匂いがかなり強く、値段なりではありました。
マハラニヘナ石臼挽きやファイン粉末など独自のヘナがあります。新鮮な石臼挽きは綺麗なグリーンで、練っても餅のようになって粘りがすごかったです。染まりも文句無しでした。機械挽きの商品でも、染めるには問題無いです。収穫年度の表示があるのが特徴で、シーズン落ち(?)のヘナがセールになってる事もあります。
イフズヘナ元々は業務用のヘナ卸をされていたようで、一般向けの小売りは大々的には行っていませんでした。現在は小売りも積極的にされています。品質は価格(一袋600円位)から見ても良かったと思います(2020年現在、当時より価格が上がってます)。
ハナヘナ美容師さんが携わっているヘナですね。長時間染め時間がかかるので、美容師さんには敬遠されがちなナチュラルヘナなだけに、ある意味貴重なヘナかと思います。高めですが、質に関しては、他と比べて大きな特徴は感じませんでした。
ルネヘナ大きな特徴はないものの手頃で使いやすいヘナです。100g×3パックなど、少ない量を気軽に買えるのもポイントが高かったです。
ヘナ物語一袋500円くらいで色の入りも良く気に入って使ってたのですが、突然価格が倍近くなり驚愕。ヘナとしての質は良いもので問題ありません。
癒本舗ヘナ現在一番多く使っているのがこちらのヘナです。よく染まり、染めた後に残るヘナ臭も薄めです。Amazonの直営店出品からまとめて買うと、直営店そのもので買うより安くなる不思議。

 

・染めるのは手間がかかるが髪へのトリートメント効果は一番
・髪にハリやコシを出したい人におすすめ
・地肌の痛みが気になる時にも

ゆるく溶きすぎるとダラダラ垂れてきてデコがオレンジ色になったり、どう考えても面倒な毛染めであるヘナ。自然派だからとか、そのあたりに大きなこだわりはないのですが、自分の髪の悩み解消に合致してるので、今後も使い続ける予定です。

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